犬 「情報系」

以下のデータは、2004/5/25 以前の物です。

犬に補助魔法

通常魔法に属する補助魔法は、ヘイスト以外は効果無し

犬に補助魔法をかけた時の効果を調べてみました。利用した犬は LV46 ビーグルで、対象のモンスターはストーンゴーレムです。通常魔法の中の補助魔法で犬にかける事が出来るのは、ホーリーウエポン、ブレスウエポン、フィジカルエンチャント:STR、フィジカルエンチャント:DEX、ヘイストの 5 つです。

計測方法は、寝ているストーンゴーレムに近づいて起こし、犬も同時に密接させます。その上で素手で一撃加え、犬が攻撃を加えた瞬間から倒すまでのタイムを計測しました。

補助魔法の効果
魔法 合計タイム(秒) 平均タイム(秒)
ノーマル 838 41.9
ホーリーウエポン 848 42.4
ブレスウエポン 853 42.7
STR 833 41.7
DEX 851 42.6
ブレス+STR+DEX 851 42.6
ヘイスト 630 31.5

ヘイスト意外は、平均 42 秒辺りに集中しています。各項で数値に違いは出ていますが、ノーマル状態を基準にして ±1 秒以内ですし、これは誤差の範囲内でしょう。ブレスウエポン + DEX + STR でも変化はありませんでした。ヘイストは流石に大きな差が出ています。

2002/12/18 追記 : STR や DEX などは血盟に入っていないと魔法が犬にかかりません。ホーリーウエポン、ブレスウエポンなどは MP は消費するものの、エフェクトが表示されなくなりました。

精霊魔法は効果無し

精霊魔法でも同じ実験を行いました。ただし、ファイヤーブレス等の効果が素手にも適応される可能性も考慮して、魔法のエネルギーボルトでファーストアタックを取っています。

精霊魔法の効果
魔法 合計タイム(秒) 平均タイム(秒)
ノーマル 839 42.0
ファイアーウエポン 838 41.9
ファイアーブレス 829 41.5
ウィンドショット 859 43.0
ストームアイ 827 41.4

精霊魔法で犬に効果が期待出来るのは、LV5 精霊魔法を除くと、計 4 種類でしたが、その全ては犬に対して効果は無いようです。以前、効果があるという報告や、リネージュ関係の掲示板に効果があるという書き込みを見た事があり、私も期待していたのですが、その確認は出来ませんでした。

ファイアーウエポンを利用した時の経験値の入り具合

追加実験として、レベルと経験値が LV18-0% のドーベルマンを 2 匹用意して、片方の犬にだけ常時ファイアーウエポンをかけて育ち具合の差を調べてみました。

ヘイストとノーマルでの経験値配分の差
魔法有り ノーマル
LV18 exp0% LV18 exp0%
LV18 exp18% LV18 exp19%
LV18 exp38% LV18 exp38%
LV18 exp58% LV18 exp57%
LV18 exp82% LV18 exp82%
LV19 exp0% LV19 exp0%

片方の犬がレベルアップするまで普通に狩りを行いましたが、魔法の有無で育ち方に変化は現れませんでした。途中で 1% 前後の差は生じるものの、お互いのレベルアップはほぼ同時でした。与えたダメージが多くなれば、経験値も比例して多く入るようになります。よって、犬に精霊魔法は効果が無い事が裏付けられました。

ヘイストで同じ実験を過去に行いましたが、そちらの方では明らかな差が出た事を確認出来ています。

バーニングウエポンも効果無し

上記実験に加えて、エルフの LV5 魔法であるバーニングウエポンについても実験してみました。

精霊魔法の効果
魔法 合計タイム(秒) 平均タイム(秒)
ノーマル 778 38.9
バーニングウエポン 772 38.6

予想していた事ではありますが、バーニングウエポンに関しても効果は認められませんでした。

補助魔法で効果があるのはヘイストのみ

補助魔法で効果の確認出来た物はヘイストのみでした。他の魔法も犬に効果があるのならば、それなりに数値に変化が出てくるはずなのですが、ノーマルの状態と比べて ±1 秒前後と誤差の範囲内にとどまりました。効果が無いのなら最初から魔法がかからないようにして欲しい気もするのですが、とりあえずはヘイスト意外は効果が無いと考えて良さそうです。

UpDate : 2003/8/26

同時に連れて歩ける匹数

プレイヤーの能力である魅力 (CHA) により左右されます。

数式
カリスマの数値 ÷ 6 + クラスボーナス = 同時に扱う事が出来る匹数

具体的には、CHA12 のウィザードが同時に連れて歩ける数は、(12 ÷ 6) + 1 = 3 で 3 匹という事になります。この数式は、犬を含め、サモンモンスターとテイムモンスターに当てはまります。

犬のクラス毎のボーナス
  CHA値 ボーナス値 扱える匹数
エルフ  9〜16 2 3〜4
ダークエルフ  9〜18 1 2〜4
君主 12〜18 1 3〜4
ウィザード  8〜18 1 2〜4
ナイト 12〜16 0 2
カリスマ値 (CHA) の補足
魅力のアミュレットやレッドナイトクロークを利用すれば、さらに CHA+2 する事が出来ます。そうなるとエルフは 5 匹、ナイトは 3 匹まで可能となります。日雇いまで入れると、ウィザードと君主は 4+1 で 5 匹まで可能となります。

UpDate : 2003/12/29

空腹度

12 分毎に変化

時間が経てばお腹が空きます。というわけで、時間と空腹度の関係を調べてみました。「とても空腹です」 を通り過ぎて、犬が我慢の限界を超えてしまうと、プレイヤーへの忠誠心を無くし命令無視状態になります。

以下の表はウルフ以外の犬に対応している表です。

空腹度の移り変わり
時間(分) 空腹度
 0〜11 おなかが一杯です
12〜23 おなかが少し減っています
24〜35 普通です
36〜47 少し空腹です
48〜65 とても空腹です
66〜   命令無視
命令無視
餌を与えた直後から 66 分経過すると、命令無視の状態となります。その状態になると、一定の間隔で 「ガウ!ガウ!グルルル」 と吠えるようになり、休憩以外の命令を聞かなくなります。その場合は、卵や肉を与える事により命令を聞いてくれるようになります。
ウルフの空腹度
ウルフはとても腹持ちが良く、96 分毎にお腹が空きます。他の犬に比べて 8 倍も長持ちするわけです。ただし、肉や卵を与えても、空腹度は 1 つ分 (少し空腹です → 普通です) しか満たされません。

UpDate : 2002/10/12

吠え方

12 レベル毎に変化

笛を吹いた時の吠え方は、12LV 毎に変化します(LV50 は例外)。基本的に全ての犬の吠え方は共通のようです。

吠え方の移り変わり
レベル 吠え方
〜11
12〜23 ワンワン!
24〜35 ガウガウ!
36〜47 グルル〜!
48〜49 イエス、マスター!
50〜 フッ
イエス、マスター!
イエス、マスター!
収拾の時、持ちきれなかった時の吠え方
「収拾」 した時のアイテムを持ちきれない時の吠え方は 「ガウ!ガウ!グルルル」 で統一のようです。ただし、LV12 以下の場合は吠えません。

UpDate : 2004/2/14

ポーション利用

回復系ポーションは 1 つずつ手渡しで

HP が少しでも減っている時に、回復系のポーションを犬に渡すと、犬はそのポーションを使います。2個以上渡すと 1個を使い残りは自分で持ちます。すでに犬が渡した種類と同じポーションを持っていた場合は、利用せずにそのまま持つだけです。その場合は収集を行ってから渡して下さい。

シアンは毒状態の時のみ、ヘイストの持続時間は 5 分

シアンポーションは、毒状態の時に渡した時のみ利用します。ヘイストポーション (GP) は回復系のポーションの同様に手渡す事により利用してくれます。まとめて与えても効果は蓄積しません。以前はまとめて与えると効果が蓄積する仕様でしたが、変更されました。ちなみに、ヘイストの効果が切れないうちに再度ヘイストポーションを与えると効果が上書きされ、その時点から再び 5 分間持続します。

犬のポーション利用の可否
種類 利用可否
レッド
オレンジ
クリア
ヘイスト
強化ヘイスト ×
ブレイブ ×
シアン
ワッフル ×
濃縮系
エントの枝 ×
ダメージを受けた時のグリーンポーション利用について
グリーンポーションを犬が持っている状態で、モンスターからダメージを受けた場合、犬は自動でグリーンポーションを使います。これは、犬が元々ヘイスト状態であっても同様に使うようです。なお、これは全ての犬で共通です。
ビーグルのオートポットについて
なお、エピソード 11 導入以前は、ビーグルはオートポットでしたが、現在は仕様変更され、ポーションの利用に差が出るようになりました。ポーションを全く利用しなくなったわけでは無いのですが、実際問題役に立たなくなったので、無くなった物と考えて差し支えありません。ちなみに、ビーグルと同様にオートポットであったスケルトンガードは、仕様に変化は無いようです。ただし、ポーション連続利用制限は付きます。

UpDate : 2002/11/5

経験値

犬の取得経験値は与えたダメージに比例

犬が取得する経験値は、犬がモンスターに与えるダメージが多いほど多くの経験値を得る事が出来ます。そのため、攻撃力の高いドーベルマンは育ちが早く、攻撃力の低いビーグルやウルフは育ちが遅くなります。

また、同じ犬種、同じレベル同士の犬でも、ヘイストの有無により育ち方は変化します。これは、ヘイストがかかった犬は動きが早くなり、結果的に多くのダメージを対象に与える事が出来るようになるためです。

ヘイストとノーマルでの経験値配分の差
ヘイスト ノーマル
LV15 exp0% LV15 exp0%
LV15 exp30% LV15 exp18%
LV15 exp52% LV15 exp32%
LV15 exp80% LV15 exp51%
LV16 exp0% LV15 exp64%

上の表は、LV15 のドーベルマンを 2 匹用意して、育ち具合の経緯を比較した物です。ヘイスト状態のドーベルマンの方が、圧倒的に育ちが早い事が分かります。

死亡すると経験値減少

犬もプレイヤーと同様に死亡すると経験値が減り、場合によってはレベルダウンします。なるべく死なせないように心がけましょう。

なお、プレイヤーにはLV45以降は経験値ロストの値が軽減されますが、犬には適応されません。

レベルアップに必要な経験値はプレイヤーも犬も同じ

LV17 から LV18 になるまでストーンゴーレムのみを倒し続け、その数を数えてみました。その結果プレイヤーと犬では、全く同じという結果が出ました。例えば、LV40 の犬を育てるためには、プレイヤーが LV40 になるのと同じだけの経験値が必要のようです。

LV17 から LV18 になるまでに倒したストーンゴーレムの数
倒した数
プレイヤー 127
127

ちなみに、50 体を倒した所でのプレイヤーの経験値は 39.62%、100 体で 79.24%、110 体で 87.16%・・・と経験値は上昇していき、結果的に 127 体目で LV18 の 0.53% となりました。

LV45 以降はプレイヤーと同様に倍々に

プレイヤーのレベルアップは、LV45 以降は倍々となり、かなり辛くなります。これはどうやらこれは犬にも当てはまるようです。

キャラクターの LV45 以降のレベルアップに必要な経験値
レベル 必要経験値 倍率
44 → 45 352529 1.07
45 → 46 729360 2.07
46 → 47 1508416 2.07
47 → 48 3495263 2.32
48 → 49 9912189 2.84
49 → 50 36065092 3.64

上の表は、プレイヤーがレベルアップに必要な経験値を表しています。LV45 までは緩やかに必要経験値は上昇していくのですが、それ以降は突然 2 倍以上の経験値を必要とします。

LV45 以降、犬の経験値が 1% 上昇する時間を計測してみると、レベルが上がるにつれて倍になりました。なので、犬もプレイヤーと同様に LV45 以降はレベルアップに必要な経験値が倍々になっていくと考えて問題なさそうです。

経験値参考ページ

必要経験値 (LineageJapane)

経験値一覧表 (リネージュ攻略通信)

UpDate : 2003/6/10

レベルアップ後には 1時間ヘイスト

レベルが 26 以上で適応

犬のレベルが 26 以上になると、レベルアップした時に 1時間ヘイスト状態になるボーナスがあります。

UpDate : 2002/-/-

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