飼う時の注意点

以下のデータは、2004/5/25 以前の物です。

餌を与える

長時間餌を与えないと命令無視に

犬には空腹度というパラメータがあり、66 分間餌を与えないでいると、犬は主人に対して忠誠心を失い、休憩以外の命令を受け付けなくなります。どの程度の時間で空腹になるかは、「空腹度」 を参照して下さい。

命令無視になると、一定の間隔で 「ガウ!ガウ!グルルル」 と吠えるようになります。そうなった場合には餌を与えて下さい。再び命令を聞いてくれるようになります。

餌の種類

犬の餌
種類 栄養 重さ 価格
100 10 1
フリーティングアイ肉 100 10 200
エッグ 80 1 4

ドーベルマンの餌は普通の肉やエッグで OK

ドーベルマンのテイムにはフローティングアイ肉が必要ですが、餌には普通の肉かエッグで問題ありません。

栄養

肉、フローティングアイ肉、エッグの 3 種類の食べ物が犬の餌となります。栄養に差がありますが、どの餌でも命令無視の状態から 「おなかがいっぱいです」 まで回復します。この栄養が影響するのは、プレイヤーのみのようです。

重さ

エッグは肉の 1/10 の重さなので、アデナにゆとりが出てきたら、まとめ買いしておくと便利です。

入手法

肉は、犬やキツネ、イノシシなどが落とします。エッグは SP オークやオウルベアーが落とします。卵は、ギランのマーガレットが売っているので、ある程度アデナにゆとりが出てきたら、まとめ買いしておくと便利です。

餌を食べてくれないケース

  1. アイテムを 8 個持っている
  2. 持っているアイテムの重量が 1500 を越えている
  3. 肉やエッグを既に持っている

1 は、犬が持てるアイテムの数は8 個なので、肉やエッグを受け取れないからかと思います。2 も、やはり 1 と同様に犬が受け取る事が出来ません。3 は、肉を持っている時に肉を与えたり、卵を持っている時に卵を与えようとしても、犬は食べずに、アイテムとして持ちます。これは仕様のようで、ポーションの時でも同じ現象が起こります。一度回収してから餌を与えるようにして下さい。

UpDate : 2003/2/6

暴走

犬が他のプレイヤーを攻撃してしまう現象

この現象は、飼い主が攻撃している相手に犬が攻撃をする事が出来ない場合、変わりに他のプレイヤーに攻撃してしまう現象の事を指します。その性質上、狭い通路などが多く存在するケイブで起こりやすい現象です。

暴走を防ぐには、犬が攻撃出来るスペースを確保する事です。そうすれば暴走は起きません。ケイブ等でも、なるべく広い所で戦闘するように心がければ、滅多に暴走させる事はありません。

もう一つ、モンスターの暴走という物がありますが、ここでは割愛します。

現在(2003/2) では、犬やサモンモンスターの暴走はほとんど起きなくなりました。100% 暴走しないかは不明です。ただし、レッサーエレメンタルは暴走するという掲示板での報告もあります。

UpDate : 2003/2/13

持てるアイテムの数 & 重量の限界値

持てる個数は 8 個まで

ポーションやスクロール等のように同じスペースで複数表示されるタイプのアイテムは、複数持っても 1アイテムとカウントされます。

また、敵と戦って犬がアイテムを受け取る事があります。その場合、8個持った状態で他のアイテムを受け取ると、そのアイテムは地面に落ちます。バグかどうか分かりませんが、纏めて持てるアイテム(アデナやアローなど)を受け取っても地面に落とします。

搭載重量の限界値は 1499

例えば、エッグの重量は 1 ですから、個数にすると 1499 個まで持つ事が出来ます。それ以上は、アイテムの個数に開きがあっても受け付けなくなります。

UpDate : 2003/2/13

DK について

ドッグキラー(通称:DK)とは、相手の犬を倒す事を言います。PvP & DK については、公式の情報を参照すると良いでしょう。

以降は DK の内容を中心に、もう少し掘り下げて解説します。

DK の理由

他人の管理している犬を殺す事をドッグキラーと言い、通称 DK と言われています。DK を行う方はいくつかの理由が考えられますが、大きく分けると下記のような感じだと思います。

単なる嫌がらせも存在しますが、そういう場合は素直に逃げるのが無難です。報復については、狩り場でのトラブルが原因になる事が多いようです。また、現在では少なくなりましたが、DK を売りにしているプレイヤーもいます(以前は DK にはリスクが無かった)。

ペナルティ

基本的に DK は悪事なので、仕掛けて成功した場合はペナルティが付きます。

  1. アライメントが -3000 される
  2. 24 時間ガードに追われる

アライメントは、その時の値から -3000 されます。既にマイナスの値であっても、さらにそこからマイナスされます。

また、PK カウントは付きませんが、ガードには追われます。

正当防衛について

PvP 及び DK を仕掛けられた場合、相手は 3 分間ピンクネームとなります。この間に相手を倒しても正当防衛が成立し、ペナルティは付きません。

回避法

PvP DK 共通ですが、ランテレか帰還をするのが一番有効です。それ意外の方法で回避するのは難しいです。相手はピンクネームとなるので、勝てると思ったら返り討ちにするのも手です。

ゾーン

上記した PvP と DK については、ノーマルゾーンでのみ適応され、コンバットゾーンではペナルティは無し、セーフティゾーンでは PvP & DK を行う事は基本的に出来ません。このゾーンの表示は、画面の右下に表示されます。

ノーマルゾーン

初心者ゾーン意外の狩り場がこのゾーンに該当し、ここで PK 及び DK を行うとペナルティが付きます。狩り場で無くても、象牙の塔 1〜3F などがこのゾーンに当たります。

セーフティゾーン

町中がセーフティゾーンに当たり、PvP & DK が不可能です。ノーマルゾーンからの遠距離攻撃も無効となります。しかし、モンスターからは攻撃判定があります。また、話せる島のグンダーのいる部屋、グルーディンの船着き場、パンドラ周辺、初心者ゾーン(歌う島と隠された渓谷)などもこのゾーンとなります。

コンバットゾーン

PvP や DK をノーリスクで行う事が可能のゾーンです。プレイヤーがこのゾーンで倒されても経験値が減るような事はありませんが、犬は減るので注意して下さい。ギラン闘技場、建物の出入り口、ケントの橋、オアシス、SKT 案山子、話せる島の闘技場と船着き場が代表的な場所になります。

UpDate : 2003/3/08

赤ネームトラップの回避法

赤ネームトラップとは、相手の犬にわざと殺される事により、その相手のプレイヤーを赤ネームにする事です。現在は、仕様変更により対策がされ、最も問題があったコンバットゾーンを悪用する方法は不可能となりました。

しかし、危険度は低いものの、結果的に相手を赤ネームにする方法は現在でもあります。これは、仕様上仕方がない事ですので、回避方法を覚えておきましょう。

DK について」 とも関係のある内容なので、参照しておくと良いかもしれません。

戦争時による、フリー PK ゾーンの悪用

危険度 : 大

もっとも危険性の高いトラップです。

対策

戦争時に旗内に適応される、フリー PK ゾーンを悪用した物です。フリー PK ゾーンに入ると、犬を攻撃されても相手はピンクネームになりませんから、「犬を攻撃」→「殺される」 これだけで直ぐに PK カウントが付き、赤ネームとなってしまいます。赤犬を悪用するタイプのトラップが、戦争時においてはそれ以外の犬にも適応されるわけです。

戦争見学に犬を同行させる事は控えましょう。

直接犬を攻撃

危険度 : 小

ピンクネームの時間が 30 秒から 3 分となったため、危険度は下がりましたが、覚えておきたいトラップです。

対策

相手の犬を攻撃すると、3 分間ピンクネームとなりますが、その後 3 分間犬から逃げてピンクネームが直った所で殺されると、相手を赤ネームに出来ます。こう書くと、これに引っかかる人はそうは居ないだろうと思われると思いますが、モンスターが沸く系のイベントが開催されている時等のどさくさに紛れると、少々危険です。

自分の犬は常に画面内に置くようにして、HP バーには常に気を配りましょう。犬が画面中から消えて戻って来なくなった場合は、ランテレや帰還を行い、犬を呼び寄せた方が安全です。なお、モンスターが沸く系のイベントの時は、犬を連れていかない事をお勧めします。

放置犬を悪用

危険度 : 中

洞窟中の階層を移動する時に、取り残された犬などを悪用します。

対策

基本的には直接犬を攻撃するタイプと同じですが、トラップに対しての理解が無いと、こちらの方が危険度は上がります。

不要の犬が死亡してしまった場合であっても、犬が地に返らないうちにその場を離れるのは危険です。悪意あるプレイヤーがその犬を復活させてトラップにかける可能性があります。また、階段や洞窟の出入り口でうまくテレポート出来なかった犬に関しても同様です。必ず付いてきて来ているか確認しましょう。

危険度はあえて 「中」 としておきますが、実被害数では報告例を考慮するとトップかもしれません。

宿で待機している犬を悪用

危険度 : 小

対策

ノーマルゾーンにいる犬であっても、ある方法を利用する事によりトラップにかける事が出来てしまいます。宿に入って少し離席していたら、いつのまにか地獄に行っていた・・・なんて事にもなりかねません。宿の中でも PK に対しての警告メッセージが表示されます。

(蜘蛛に変身してるのは、なんとなくです。意味はありません。)

もう一つ注意点として、プレイヤーが宿屋に入ると、犬はフィールドで最後に 「警戒」 状態になった場所に移動します。それが原因でノーマルゾーンに出てしまった場合、放置犬の悪用の対象となるので気を付けて下さい。もし、狩りの途中で警戒になった場合は、宿に入る前に 「警戒」 にしておけば、その場から動きません。

危険性は低いとは思いますが、宿に入る時は多少面倒でも犬を預ける事をお勧めします。

赤犬の悪用

危険度 : 大

対策

赤犬を好んで使う人は少ないとは思いますが、赤犬に攻撃しても攻撃した側はピンクネームにはなりません。逆に犬がピンクネームとなります。何かしらのポリシーを持って赤犬を使う人は、有る程度の上級者が多いと思います。リスクを知った上で使っている人が多いと思いますが、知らない人は気を付けましょう。

コンバットゾーンの悪用

危険度 : 大

最も危険度が高いトラップが、コンバットゾーンを利用した赤ネームトラップです。

対策

トラップをかける側はコンバットゾーンを利用する必要があるので、その側を通る際には、犬の状態を 「防御態勢」 にしておくと良いでしょう。この態勢にしておけば、飼い主が他のプレイヤーから攻撃を受けても無反応になります。危険度が高い場所は、ケント橋オアシスです。狩り意外では犬を連れないのも有効な手段です。

なお、このトラップは自キャラがコンバットゾーンやセーフティゾーンにいる時は、犬が反撃体勢をとらないため、トラップは発動しません。犬を直接攻撃しても、相手はピンクネームとなります。右の図は、お互いコンバットゾーンのため、犬が反応していない事が分かります。

もし、仕掛けられたら、素早く帰還するのが一番安全です。

トラップにかかってしまったら

最悪、トラップが成功してしまった場合は、下のように警告メッセージが表示されます。

その場合は、迷わず帰還しましょう。赤ネームを殺してもリスクは発生しないため、仲間が嫌がらせで PvP を挑んでくる可能性があります。

再び青ネームにするには、モンスターを倒してアライメントをプラスにするしかありません。犬と一緒に狩りをすると、犬が与えたダメージ分自分に入ってくるアライメントが減ります。よって、早く赤ネームを直したい場合は、犬を連れずに、無理に高レベルな狩り場は避け、倒す個体数を増やす方が良いと思います。

補足

初心者さんにとっては、ちょっと怖い事を書きましたが、実際に赤ネームトラップに出会う事は滅多に無いと思います。実際私は一度も遭遇した事がありませんし、知り合いにもハメられた人はいません。しかし、リネージュ関連の掲示板を閲覧していると、多少なりとも被害があるようで、2002年の年末には特に目に付きました。

リネージュを始めたばかりの人は、「こういう事もある」 という程度に止めておき、自身の冒険を通じて対応を編み出して行くのが良いと思います。それが、リネージュの世界で生き抜いていく道でもあります。

UpDate : 2003/3/8

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